★11月から、毎週土曜日の14時から2時間、CSフジ721で「F1 LEGENDS 〜日本GP17年間の奇跡〜」（たしか）っていう番組をやっているんです。
まあ、ようは過去17年間の日本GP決勝の再放送です。
ていうか、17年ですよ？
ついこないだ中嶋さんの引退レースだったような感じだと思ってましたが、自分も年をとったものですね（滅
そして、再放送とはいえ1時間50分CM無しです。
つまり、当時の本放映ではカットされていた映像も全て放映されている、かもしれません。

まず1週目は1987年です。
マンセルが決勝前にクラッシュしてしまい、チャンピオンがピケに決定した年ですね。
そして中嶋さんはキャメルロータスです。そのチーム名とはセナです。
さすがにマシンは古臭いですね。コクピットがかなり前方だし、エアロダイナミクスも大雑把というか。
それより何より、久々に当時のマシンの走行シーンを見て驚きました。
こんなに火花撒き散らして走ってたんだっけ！？

なんです。
94年にシャシー底面のスキッドブロックが導入される以前は、火花出ていたことは覚えていますし、90年あたりからF1見てたので覚えているはずなんです。
でも、尋常じゃない火花っぷりですよ？
思わず笑っちゃいました。

こないだの放送で、ようやく1992年まで来ました。
年々、マシンのエアロダイナミクスが追求されてきて面白いです。

★小説、というか物書きって難しいものですね。
初めて挑戦してみて、挫折気味です。
というのも、マリみてSSをいろいろ読んでいたら、自分も書いてみたくなりまして。

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「そのとき志摩子さんは・・」

トラック外の観客の多くが皆同じ方向を見て、・・・笑っている？

乃梨子は、この競技の反応としては違和感のある観客の様子に気が付いた。
運動会の「棒引き」真っ最中である。
「何？棒引きって笑い取れるものだっけ！？」
乃梨子には笑いを取ろうなんていう考えなど毛頭なかったが、笑いの対象が何なのかは気になった。
観客と同じ方向を見てみると。
そこには1本の棒を取り合う瞳子と可南子がいた。
「・・・マジ？何やってんの、あの二人は。」
棒引きは、他のチームよりも多く棒を獲得したチームの勝ち。
だけど、瞳子と可南子は、乃梨子と同じ赤チーム。
味方同士で棒の取りっこしてれば、笑われもするか。

なんて呆れて見ていると、実況もその様子を捉えたようで。
『なんということでしょう、味方同士で同じ棒を取り合っています！』
ついには、全校生徒、先生方、さらには父兄さんたち全員の注目の的に。
もちろん、注目している人たちの中には、お姉さまである志摩子さんもいるわけで。
・・・ってなんで志摩子さん私を見てるの？
しかもなんか「ふふふ」って含み笑いだし。ていうかあの表情は何かを期待している表情！？
何を期待しているの志摩子さん！？
私が二人の闘いに加わって三つ巴になること？
あの二人よりもさらに笑いを取ること？
それとも、私の想像を越えたこと？
って、そんなこと考えている場合じゃなかった。
もう残り時間も少ないだろうし、まずはあの棒、いやあの二人を何とかしないと。
たぶん私が出て行かなければ他に出て行く人もいないだろうし。
「ええいっ、二人ともいいかげんにしなさい！」
と言いたいところだが、そんなことすると余計に事態が悪化しそうなのでやめた。
二人に平等な対応で、棒を持ってくればいいんだよね。
と、乃梨子は二人の場所に向かい、おもむろに棒の中心を掴んで赤チームの陣地に連れ込んだ。
「なんだ、やってみれば簡単なことじゃない。」
乃梨子はつぶやいた。

午前の競技も終わってお昼休み。
乃梨子は、もちろん志摩子さんと一緒にお昼ご飯をとっていた。
「ねえ志摩子さん、あのとき何を期待していたの？」
「うふふ、何だと思う？」
なんだかイヤな予感。どんなことを答えてもそれを期待していた、って言うんじゃぁ・・・。
「えっと、瞳子と可南子さんに混じって三つ巴の決戦・・？」
そう言うと志摩子さんは視線を上方に向け、考えながらボソリ。
「そうねぇ、瞳子ちゃんと可南子ちゃんを撲殺してくれたなら、私の祐巳さんに近づく人物が減るわねぇ、ごにょごにょ・・。」
え・・！？志摩子さん今何て？
ていうか、今って黒い方ですか志摩子さん？
「いえ、なんでもないわ。午後もがんばりましょうね。」
そして、
「借り物競争が楽しみだわ。どんな風にして祐巳さんの邪魔をしてあげようかしら、ふふふ・・・」
と独り言をぶつぶつと言う志摩子さん。
「あーあ、スイッチ入っちゃったよ・・・」
そんな志摩子さんを見て、乃梨子はただ途方にくれるのだった。

おわり。

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黒志摩子さんネタ好きでしてｗ
ていうか、オチてないし。（逃